平面・平地駐車場
平地駐車場とは、一般的な駐車場です。以下の種類があります。
- 舗装などの整備されている駐車場
- 非舗装の砂利式駐車場
- 屋根付き駐車場
- シャッター付き駐車場
平地駐車場のメリットとデメリットを以下にまとめてみました。
塗装設備駐車場
- メリット
- 舗装してあるので、雨の日の使用にも運転手・車の汚れ(特に足回り)を防ぎます。値段も手頃です。
- デメリット
- 路上駐車に近いので、他車との接触や盗難等についてある程度覚悟が必要でしょう。
- アスファルトやコンクリートでの舗装の場合、太陽の照り返しや気化熱などで車が痛む可能性もあります。
非舗装駐車場(砂利等)
- メリット
- シンプルな砂利式駐車場は、他種類の駐車場に比べて安価で借りれるものが多いです。
- デメリット
- 舗装がないので、雨等で車が汚れる可能性が高いです。
- 地面からの湿気等もあり、上記よりも車体の錆び等の痛みが多くなると考えられます。
また、上記と同じく他車からの接触や盗難等においても安全性は低いといえます。
屋根付き駐車場
- メリット
- 屋根があるので愛車を雨又は日差しから守ってくれます。
- 車体の塗装及びワックスの持ちが長く水垢等から車を守ってくれます。
- デメリット
- 一番の注意点は、屋根の高さ制限などで、車種(大型車・ハイルーフ等)によっては入庫できないという点です。
- 上記に比べると汚れ等は守ってくれますが、盗難面ではあまり変わりません。
シャッター付き駐車場
- メリット
- シャッターがついているので、防犯面で効果を発揮します。一般の駐車場に比べると侵入しずらいこともあり、いたずら等による車体への傷や盗難などの防止にもなります。
- デメリット
- 値段は他の平地駐車場と比べると割高になってる場合が多いです。出し入れを行うときにシャッターの開閉がありますので、出入庫に少々時間がかかります。防犯面でも完璧とは言えません。
自走式立体駐車場
自走式立体駐車場は、平地の駐車場と内容はほぼ同じです。デパートや大型ショッピングセンターに併設された、スロープを上がり、空いているスペースを探すタイプの駐車場棟などがこれに当てはまります。
駐車スペースを多く取っているので値段等は少し安めになっている場合があります。
機械式立体駐車場
2階建てや3階建ての建物、もしくは地下などにスペースを作り、機械で上下左右に車を移動させて格納する駐車場設備です。
機械式立体駐車場にもいくつかの種類があります。
- リフト式駐車場
- パズル式駐車場
- タワー式スライダー駐車場
- タワー式ゴンドラ駐車場
- メリット
- ほとんどの機械式駐車場は屋根がついているものが多く、車に雨や日差しが当たる心配はほとんどありません。(構造により、上段や一部駐車スペースのみ日差し・雨等に当たるものもあります。)契約者でしか操作が出来ないので、防犯面ではかなり安心です。なかでもタワー式駐車場の場合車体格納部分は人が入れなくなっているので、防犯性がとても高いです。
- デメリット
- 毎回車を使用するたびに機械の操作が必要なのと、一台ずつしか出せない所もあり、平地等に比べると入出庫の際にある程度の時間がかかります。収容寸法や重量に制限があるので注意が必要です。最近の機械式は故障が少なくはなってきましたが、100%無いとは言いきれません。車をすぐに使用したいときに機械の故障により出せないことも可能性としては有ります。