嗅いも癒しの木の香り
山や森の木々、新築の木造住宅など、何とも言えない良い木の香りがするのをご存じの方も少なくないと思います。これは木材内の精油成分(フィトンチッド)によるものです。
木の香りには不思議な効果があり、スギから匂うほのかな香りはストレスを癒し、ヒノキの香りはやすらぎを与えてくれます。樹種により精油成分の種類や含有量などが異なるため、独特の香りがするものですが、木の香りは睡眠時のアルファ波を増加させたり、ストレスを和らげたり、血圧を下げるなどの効果があるとも言われています。
中には、「木の香りが嫌い」という人でも、木の香りを嗅ぐことにより、ストレスが和らいだという不思議な結果も出ています。そのため、芳香消臭脱臭剤はもちろんこと、繊維に香りを付加した衣類などや木材の精油成分を入れ込んだ建材なども開発されています。この様な木の香りによる様々な効果は、外国産にはない国産材ならではの特徴です。
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フィトンチッド効果

森林浴と呼ばれるリフレッシュ効果は、木の精油成分「フィトンチッド」によるものです。元々「フィトンチッド」はロシア語からきており、「殺菌作用がある植物の揮発成分」と言うような意味になります。森林浴では、この揮発成分に触れることにより、精神的にリラックスし、活力を与えてくれます。また、この成分の含有量は、国産材により多いという林野庁調査結果があります。フィトンチッドの放出率は、米栂、米松にくらべて、国産の杉で5倍、桧で15倍、松では30倍です。これは、住宅に仕様される製材後の木材からでも変わらず放出されています。

フィトンチッドの効果
・害虫忌避・有害菌の不活性化・消臭効果・精神安定効果・大脳皮質を活性化し調整力を高める・高血圧を抑制・ストレスの緩和・皮膚病・呼吸器系疾患の改善 ・アレルギー性疾患の予防、回復等・安眠効果・鎮静作用・アルファ波誘発作業